FUJIFILM X-H2S 新発売!「Xシリーズ」史上最高性能のフラッグシップモデル登場

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こんにちは!「ひろ」(@hiroislandhiro)です。

今日は2022年5月31日。

富士フイルムから、新しいフラッグシップミラーレスカメラ「FUJIFILM X-H2S」の発売が発表されました。

発売時期は2022年7月14日。

現行比で約4倍の信号読み出し速度の裏面照射積層型約2616万画素「X-Trans™ CMOS 5 HS」センサーの採用に加え、現行比で約2倍の処理速度の高速画像処理エンジン「X-Processor 5」の新開発デバイスを採用するなど、従来モデルより格段の性能アップを実現し、静止画・動画撮影ともに「Xシリーズ」史上最高性能を発揮するフラッグシップモデルです。

では、さっそく、その概要を紹介します。

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製品名、発売時期、価格

製品名 発売日 希望小売価格
デジタルカメラ「FUJIFILM X-H2S」 2022年7月14日 オープン

実売予想価格は、35万円前後ではないかと噂されていたようですが、Amazonで確認したところ315,000円で予約受付中となっています。

 

特長

「Xシリーズ」史上最高の高速連写性能

  1. 新開発の「X-Trans™ CMOS 5 HS」センサーを搭載し、信号読み出し速度を現行比約4倍に高速化。40コマ/秒のブラックアウトフリー連写が可能。
  2. 連写中にライブビューで画像を表示する際に、位相差画素を独立させて制御することで現行機と比べて約3倍となる位相差情報の演算回数を実現。40コマ/秒の高速連写を行っている中でもAF/AE追従可能。
  3. 大容量のバッファーメモリーを搭載し、連写時の連続記録枚数が大幅に増加。電子シャッター使用時に、JPEG画像では30コマ/秒、RAWファイルでは20コマ/秒の高速連写で1,000枚以上の写真を記録。
  4. ファインダー倍率0.8倍、576万ドットの高倍率・高精細のEVFを搭載。ファインダー使用時に、瞳の位置ずれにより発生する像流れや歪みを抑制し、高い視認性を実現。さらに、表示フレームレートは約120フレーム/秒の滑らかさ。

「X-Trans™ CMOS 5 HS」センサー

 

高速画像処理エンジン「X-Processor 5」

 

アルゴリズムの刷新などによりAF性能を大幅に向上

  1. 「X-Trans™ CMOS 5 HS」「X-Processor 5」の搭載とAFの予測アルゴリズムの刷新により、動体追従性能やゾーンAF、コントラストが低い環境下でのAFの精度が大幅に向上。スポーツ選手や野生動物など動き続ける被写体を正確に捕捉可能。
  2. 従来の顔・瞳AFはそのままに、ディープラーニング技術を用いて開発した被写体検出AFを搭載。動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車をAIで検出することが可能となり、ピントを合わせたまま、狙った被写体を自動的に追尾するため、シャッターチャンスや構図に集中した撮影が可能。
  3. AFを作動させた後に手動でピントを微調整できるAF+MF機能を静止画撮影のみならず動画撮影にも適用。素早く動き回る被写体でもより正確な追従が可能な動画撮影を実現。

充実した動画性能を搭載し多様な映像制作ニーズに対応

  1. 6.2K/30Pや4K/120P 4:2:2 10bitの映像記録に対応。豊富な色情報を残したまま、高精細な映像を記録。4K/120Pのハイスピード動画撮影も実現し、素早く動く被写体の一瞬のアクションも、高精細で滑らかなスローモーション映像で再生可能。
  2. 動画撮影時のセンサー読み出し速度を1/180秒まで高速化。ローリングシャッター歪みを抑制することで、動きのある被写体を違和感なく表現可能。
  3. ProRes 422 HQ・ProRes 422・ProRes 422 LTの3つのApple ProResコーデックに新たに対応。さらに、ProRes撮影時には、ProRes 422 Proxyなどのプロキシ撮影も可能。
  4. ダイナミックレンジを14+stopに広げた「F-Log2」を新たに搭載。より階調豊かな映像を記録することが可能となり、ポストプロダクションでの自由度が大きく向上。
  5. 新規放熱構造を採用し、動画撮影の記録時間を大幅に増加。4K/60Pの映像を240分記録することができ、プロの映像制作ニーズに対応。別売りアクセサリーの冷却ファン「FAN-001」を装着することで、高温環境下でも長時間の撮影が可能。

快適な操作性を実現し、あらゆるシーンでの撮影を強力にサポート

  1. 新開発のボディ内手ブレ補正機構を搭載。新センシング制御機能などにより、より微細なブレを検出し補正することで、5軸・最大7.0段の防振性能を発揮。被写体がアクティブに動くスポーツシーンや夜景などの暗いシーンでも快適な手持ち撮影が可能。
  2. 設定内容の確認が可能な天面の液晶画面や、プロの過酷な撮影にも対応する高剛性ボディの採用など、「FUJIFILM X-H1」で好評の基本デザインはそのままに、シャッター半押し時のシャッターストロークやAF ONボタンの押し心地の調整、各ボタンの材質の見直しを行い、ボタンの操作性を向上。さらに、大型グリップのデザインをより握りやすい形状に刷新。
  3. 動画撮影ボタンを独立して配置。また、モニターを自在なアングルに調整できるバリアングル構造の162万ドット背面液晶モニターを搭載することで、意図どおりの動画撮影を実現。
  4. CFexpress™ Type BカードとSDカードに対応したデュアルスロットを採用。高速書き込みが可能なCFexpress™ Type Bカードの使用により、「X-H2S」の高速連写性能や動画性能を余すことなく引き出すことが可能。

別売アクセサリー

縦位置バッテリーグリップ「VG-XH」(「X-H2S」用)

バッテリーグリップに大容量バッテリー「NP-W235」を2つ装填することが可能。さらに、防塵・防滴・耐低温-10℃に対応。

操作しやすい位置に各種ボタンを配置し、横位置撮影時と変わらず快適に撮影可能。

ファイルトランスミッター「FT-XH」(「X-H2S」用)

テザー撮影やスポーツ・報道撮影に必要な有線LAN接続機能/高速無線通信機能を搭載。縦位置グリップとして使用できるだけでなく、大容量バッテリー「NP-W235」を2つ装填することが可能。

「X-H2S」と組み合わせることで、以下を実現。
① 有線LAN/無線LAN接続、またはスマートフォンテザリングによるFTP転送。
② 有線LAN/無線LAN接続 によるテザー撮影。
③ 有線LAN/無線LAN接続 によるリモート録画機能が使用でき、スマートフォンやタブレット、コンピューターのブラウザ上で最大4台の「X-H2S」を同時にコントロールすることが可能。

冷却ファン「FAN-001」(「X-H2S」用)

ボディ背面にケーブルレスで装着すると同時にファン本体に電源を供給することが可能。長時間撮影や高温環境下での動画撮影をサポート。

カバーキット「CVR-XH」(「X-H2S」用)

「X-H2S専用」の端子などを保護するカバーキット。

キット内容
シンクロターミナルカバー 1個
ホットシューカバー 1個
ファイルトランスミッター/縦位置バッテリーグリップ用端子カバー 1個
冷却ファン用端子カバー 1個
メモリーカードスロットカバー 1個

まとめ

「X-Trans™ CMOS 5 HS」「X-Processor 5」の搭載とAFの予測アルゴリズムの刷新など、従来機種と比べて、格段の性能アップを実現しており、大変魅力的なカメラに仕上がっています。

でも、実売予想価格は約35万円となっており、従来の富士フイルムのカメラと比較すると、とても高価になりそうです。

「X-T4」、「X-E4」を所有している私の使い方からすると、かなりオーバースペックな感じです。

「X-H2S」の進化した性能がフィードバックされるであろう「X-T5」が、価格と性能のバランスがとれたカメラとして登場するのを心待ちにしたいと思います。

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