こんにちは!「ひろ」(@hiroislandhiro)です。
「Xシリーズ」史上、最高性能を発揮するフラッグシップモデルであるX-T4が、5軸・最大6.5段のボディ内手ブレ補正機能を備えて発売されます。
手振れ補正は、富士フイルムユーザーの多くの方が待ち望んでいた機能ですので、買い替えや追加購入を検討されている方も多くいらっしゃることでしょう。
私もどのような機能を搭載して登場してくるのかすごく気になっていました。
では、さっそくX-T4の特長を整理してみたいと思います。
製品の主な特長
世界最速15コマ/秒の高速連写と最短約0.02秒のAF
- 新開発のフォーカルプレーンシャッターと高性能なモーターにより、15コマ/秒の高速連写を実現。
- レリーズタイムラグを約0.035秒に抑え、高い応答性を発揮。
- シャッターの耐久性を従来機の2倍に向上させ、シャッター音の静音化も実現。
- 電子シャッター設定時30コマ/秒のブラックアウトフリー高速連写が可能。
- 最短約0.02秒の高速AFを実現。
- 優れた動体追従AFを備え、カメラから離れていく被写体も正確にとらえ続けることが可能。顔・瞳AF性能も向上。
ボディ内手ブレ補正機能などの搭載により快適な撮影をサポート
- 「X-Tシリーズ」として初めて、ボディ内手ブレ補正機能を搭載。従来比8倍のブレ検出精度を持つジャイロセンサー、衝撃吸収機構を採用し、5軸・最大6.5段の手ブレ補正効果を発揮。
- 大容量バッテリー「NP-W235」を採用。ノーマルモードで約500枚、エコノミーモードで約600枚の連続撮影が可能。
- 「NP-W235」を2つ装填できる縦位置バッテリーグリップ「VG-XT4」(別売)との組み合わせでは、最大約1700枚の連続撮影が可能。
- ファインダーライブビュー設定は、3つのブーストモード「低照度優先」モード、「解像度優先」モード、「フレームレート優先」モードから選択可能。
独自の色再現技術などにより卓越した写真画質を実現
- 裏面照射型約2610万画素「X-Trans™ CMOS 4」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 4」を搭載。
- 「フィルムシミュレーション」に、「ETERNAブリーチバイパス」モードを新たに搭載。写真フィルムの現像方法のひとつである「銀残し」を施したような表現が可能。
- 「オートホワイトバランス」機能に、「ホワイト優先」モードと「雰囲気優先」モードを追加。
充実の動画撮影機能を搭載
- 4K/60P 4:2:0 10bitでのカメラ内SDカード記録が可能。HDMI出力では、より多くの色情報を記録できる4K/60P 4:2:2 10bitに対応。
- 電子式手ブレ補正機能を搭載。手ブレに合わせてフレーミングを微調整することで、手持ちによる動画撮影で生じるブレを補正。
- フルHD・240Pのハイスピード動画撮影が可能。最大10倍のスローモーション映像で再生可能。
- ボディ天面に、静止画/動画切換ダイヤルを新たに搭載。静止画・動画撮影の設定を独立して行うことが可能。
別売アクセサリー
- 縦位置バッテリーグリップ「VG-XT4」(「X-T4」専用)
- デュアルバッテリーチャージャー「BC-W235」
- カバーキット「CVR-XT4」(「X-T4」専用)
- 「クリップオンフラッシュ EF-X8」
まとめ
X-T4の特長を整理するとポイントは以下の7点になります。もうこれ以上の機能は必要ないと思われるぐらい充実した内容ですね。特に動画や動きのある被写体撮影には威力を発揮しそうです。
- 裏面照射型約2610万画素「X-Trans™ CMOS 4」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 4」は従来機種と変更なし。
- 新開発のフォーカルプレーンシャッターを採用し、15コマ/秒の高速連写が可能。
- アルゴリズムのさらなる進化などにより最短約0.02秒の高速・高精度AFも実現。
- 「X-Tシリーズ」として初めて、5軸・最大6.5段のボディ内手ブレ補正機能を採用し、スポーツをはじめとするアクティブな撮影シーンで威力を発揮。
- 「フィルムシミュレーション」に、低彩度・高コントラストで重厚感のある「ETERNA ブリーチバイパス」モードを新たに搭載。
- 動画機能も充実しており、色調豊かで滑らかな4K映像を実現する4K/60P 10bit動画撮影機能、電子式手ブレ補正機能なども装備。
- 大容量バッテリーにより約500枚の連続撮影が可能。
では、今回、私はどのようにするか?
私は動画を撮影する機会はほとんどありません。動きの速い被写体の撮影もあまりしません。
約2610万画素「X-Trans™ CMOS 4」センサーと高速画像処理エンジン「X-Processor 4」は従来機種と変更ありませんので、恐らく撮影できる画質は大差ないでしょう。
しばらく待てば、富士フィルムさんは、X-Pro3やX-T4で導入した新機能の多くを、X-T3のファームウェアのバージョンアップで必ず対応してくれると期待しています。
ということで、私は今回はスルーすることにしようと思っています。