こんにちは!「ひろ」(@hiroislandhiro)です。
大人になってからでも気軽に始められる趣味として、水彩画が人気のようです。
テレビ番組やSNS等でもよく見かけるようになり、「自分もやってみたい」と思っている方も多いのではないでしょうか?
私も、先月から近くの市民センターで絵(水彩画)を習い始めました!
絵を描くことなら、これから年を重ねていっても長く続けられそうです。
しかも、右脳の活性化にもつながりボケ防止にもなりそう。
ということで、水彩画を始めるにあたって、初心者に最低限必要な「道具」を購入しました。
これから水彩画をはじめってみようかな?と、お考えの方の参考になれば幸いです。
水彩画とは?
水彩画とは水彩絵の具を使って描いた絵のことを言います。
優しい色合いが比較的簡単に表現できるので、初心者にも人気の画法です。
ただし、水彩画は一度描いてしまうと修正をするのが難しかったり、乾いた後に絵を濡らしてしまうと、滲んでしまうのでその点では注意が必要になります。
水彩画に必要な道具
水彩絵の具
絵の具は「透明水彩」と「不透明水彩」に分けられ、大人の趣味として始める方が多いのは、「透明水彩」です。
透明水彩の特徴は、色つきの薄いセロファンを重ねたような感じで、紙の上で色を混ぜながら塗れるので、ふんわりとしたやわらかい表現をする場合にオススメです!
「不透明水彩」の絵の具は、色を重ねると下の色は見えなくなるタイプで、「ガッシュ」とも呼ばれていて、しっかりとしたマットな雰囲気で表現できることが特徴です。
ホルベイン 透明水彩絵の具 48色セット
有名な水彩絵の具で、初心者からプロの方まで購入されている絵の具です。
このメーカーの絵具は安価ですが、鮮やかで透明度も高くキレイに仕上がります。セットで購入する場合は、12色、18色、24色、30色、48色、60色、108色まであります。
透明水彩の絵の具には固形水彩とチューブ水彩がありますが、チューブをオススメします。自分で使う色をパレットに並べ、そのまま乾かせば固形として使えます。
これから水彩を始められる方には30色がおススメ。このセットからよく使う彩度が高い色が入ってきます。
混色すれば作りたい色に近い色を作ることができますが、水彩絵の具は混色することで彩度が落ちます。
お財布に余裕がある方には48色がおススメ。混色では作れない色も多く、初心者は混色の知識も少ないので、豊富な色の中から自分の好みに近い色を探すほうが簡単です。
パレット
絵の具を水と混ぜ合わせたり、色と色を混ぜ合わせたりする道具がパレット。
大きさや、材質もプラスチック、ホーロー、アルミなどさまざまですが、いずれにしても色を混ぜる部分が広い方が使いやすいと思います。
ホルベイン 水彩用パレット No.150
仕切りが30個のアルミのパレット。
水彩絵の具で30色を購入した方は色を全部並べられます。使い勝手がよいのでおススメです。
私は48色の絵の具を買ったので、パレットは2個購入しました。
筆
主に水彩用の筆の形には、毛先が丸くなっている「丸筆」、毛先が平らになっている「平筆」があります。丸筆はオールマイティに使え、平筆は広い面をぬるほか、直線などシャープな線を描くときに向いている筆です。
筆を選ぶときのポイントとしては、筆のサイズと毛の種類があります。
筆には号数があり、その数字が大きくなると穂先のサイズが大きくなります。動物の毛を使った筆は水をよく含み柔らかい描き心地ですがとても高価です。
お手頃なナイロン製の筆は水の含み、弾力が高級な(動物の毛を使った)筆よりは少し弱めですが穂先のまとまりは良く、初心者の方にとてもオススメです。Amazonでも購入できます。
ターレンス 水彩デザイン用筆6本入り
このセットは#6の丸筆まで入っています。初めての方はこの6本セットがおススメです。
値段も手ごろで使い心地が良いです。ハガキサイズの絵であれば#6の筆まであれば描けますが、A4サイズ以上を描く方は、#8~#12まで持っておくと広い面を塗る時に楽です。
Amazon 水彩筆10本セット & Specca 筆ケース
Amazonで購入したペイントブラシ10本セットと画筆ケースです。
Amazonの筆セットは、先のとがったラウンド、フィルバート、フラット、ライナー/リガーを含む、4つの異なる形状の10種類がセットになって、約500円とたいへんお得。
木製の短く滑らかなハンドルは、スタイリッシュなブルーペイント仕上げで、柔らかくて丈夫でお手入れしやすいPBT毛は、頻繁に使用しても耐久性があり、洗浄後に毛が抜け落ちにくいそうです。
画筆ケースはペイントブラシの収納にぴったりのキャンバス素材を使った画筆ケースです。それぞれのポケットに筆を収納し、くるくると巻いてコンパクトにまとめることで持ち運びにも便利!
お値段もお財布にやさしく、約750円でした。
ケースを使用することで、ペイントブラシを痛めることなく、いい状態で保つことができます。
用紙
用紙は水彩画に適した専用の紙があります。
紙質は、表面が滑らかな「ホットプレス(細目)」、若干の凹凸がある「コールドプレス(中目)」、表面にかなりの凹凸がある「ラフ(荒目)」があり、水彩画には一般的に「コールドプレス(中目)」が適していると言われています。
また、紙を選ぶときの重要なポイントとして「厚さ」があります。薄い紙ですと絵を描くと紙が波打ってしまいますので、水彩用紙はグラムで表されますが、最低でも190g、可能な限り300gあるものを選んでください。
ホルベイン ウォーターフォード水彩紙。
絵画作品として仕上げたい場合は、F6号がおススメです。
普段使用するコピー紙、A4サイズより2㎝周りほど大きいサイズ(F4号)の2倍の大きさです。
ブロック冊子となっていて、12枚の紙の縁が、あらかじめ糊(のり)で固めてあります。水張りの手間を省き、水をたっぷり使って描いても、”たわむ”ことがありません。
1枚完成させるごとに、はぐようにカッターで縁を切り取ります。
少し高価ですので、私は作品仕上げ用として購入しました。
マルマン ヴィファール水彩紙
発色がよく、絵具を動かしやすいように「にじみ止め」の工夫がしてあります。
消しゴムや、回数を重ねた筆運びによる紙むけを防ぐよう表面を強くしてあり、白さは感じの良いナチュラルホワイト。中性に近い仕様で変色が少なく、保存性にも優れています。
そのままでも、はがして1枚ずつ使うこともできるパッド製本です。描いた作品をきれいにサッと切り取ることができます。サイズはB4、A4、B5があります。
スキャンなどデジタルとの親和性の高いA判・B判なので便利です。
比較的安価なので練習用として購入しました。
筆洗い
筆に水をふくませたり、絵の具がついた筆を洗ったりする筆洗器。
丸いバケツ型や角型など、100円ショップでも手に入ります。ガラスの空き瓶などを利用しても良いと思います。
間口が大きく、倒れにくく、安定するものを選ぶのがポイントです。
ペーパータオルや手ぬぐい
筆についた水分や紙に水がのり過ぎたときに、拭ったりするのに必須のアイテムです。
キッチンペーパーなどのペーパータオルを使うと毎回ゴミが出るので不要になった布を使うのもオススメです。
手軽に始められる便利な画材
ここまで水彩画の道具について、紹介してきました。
「もっと手軽に始めてみたい」という方には、水性色鉛筆と水筆もおすすめです。
水彩色鉛筆
ステッドラー(STAEDTLER) 色鉛筆 24色 水彩色鉛筆 カラトアクェレル 125 M24
色鉛筆のように手軽に絵を描くことができ、ウォーターブラシ(別売り)を使う事でぼかしや混色、グラデーションが簡単に楽しめます。
粒子の細かい高品質な芯で、発色あざやかな色鉛筆画や水彩画表現が可能です。
ステッドラー 水筆 ウォーターブラシ
水筆は、本体軸に水を入れて持ち歩き、外出先でも手軽に水彩画を楽しめる筆で、水彩色鉛筆と使用するのにぴったり。
例えば、水彩色鉛筆を使って描いたところを水筆でなぞることで、色をぼかしたり、濃淡を表現できたり、水彩絵の具と同じような使い方で色を塗ることができます。
細筆、中筆、太筆、平筆の4タイプが用意されているので、細かい描き分けにも対応可能です。
本格的に水彩画に挑戦しようとすると、どうしてもたくさんの道具が必要になってしまうものですが、水彩色鉛筆や水筆を使って描くと気軽に始めやすくなります。
また、片付けなども簡単で、手軽に水彩画を試してみるのにお勧めです。
まとめ
私が水彩画を始めるにあたって、購入した道具の紹介をさせていただきました。
少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ気軽に水彩画にチャレンジしてみてください。
では、また。