こんにちは!「ひろ」(@hiroislandhiro)です。
先日、車中泊用にDIYするベース車として、大変人気のキャブオーバー型軽商用車「ダイハツ新型アトレー」を見て来ました。
半導体不足の影響による生産量の減少と新型アトレーの大人気が重なって、注文してから納車まで6ケ月以上もかかる状況で、6月に注文しても年内納車は難しいかもしれないそうです。
さっそく、人気の「ダイハツ新型アトレー」を紹介したいと思います。
ダイハツ 新型アトレーはどんなクルマ?
軽バン(商用車)
2021年に国内では約76万6000台の商用車が販売され、この内約50%を軽商用車が占めています。
乗用車に占める軽自動車の比率は約35%。商用車の方が軽自動車の比率が高いのです。
軽商用車の販売内訳は、ワンボックスボディのバンと、軽トラックがそれぞれ50%近くを占めています。
軽商用車は、日本の物流を支える中心的存在ですね。
2021年12月 フルモデルチェンジ
2021年12月に、キャブオーバーバンの主力車種とされるハイゼットカーゴとアトレーが、17年ぶりにフルモデルチェンジされ、ハイゼットトラックもマイナーチェンジを実施しました。
従来のアトレーは、ハイゼットカーゴをベースにした5ナンバー規格の乗用車ワゴンだったのですが、新型では4ナンバーの商用車に変更されました。
現在のアトレーは、ハイゼットカーゴのワゴン版ではなく、4ナンバーの商用車の上級シリーズという位置付けになっています。
主な特長
キャブオーバーバントップクラスの荷室
新型のアトレーになって、軽キャブオーバーバンでトップクラスの荷室になりました。
荷室の寸法は以下のとおりです。
ラゲージ容量 | 1,275L |
荷室幅 | 1,410mm |
荷室長 | 1,820mm |
荷室高 | 1,215mm |
バックドア開口幅 | 1,310mm |
4ナンバー化して荷室容量が拡大しました。それによって、今まで競合車に劣っていた部分が解消されました。
軽商用車なので、最大積載量は350kgになっています。
使いやすい室内装備
車中泊などのレジャー用途のユーザー増加など、多様化する軽自動車の使い方に対応して、様々な対応が行われています。
多彩に変化する荷室空間
レジャーでの使用も想定されているので、リアシートは足元スペースに格納できる水平格納式リアシートになり、フラットな空間にできます。
先代モデルでもリアシートを倒すことはできましたが、完全なフラットな状態にはできませんでした。新型アトレーなら広々としたフラットな空間を作り出せるので、車中泊の際に横になったり休憩スペースに活用できます。
実用性を兼ね備えたインテリア
空間アレンジができるユースフルナットや荷室空間を効率的に使えるデッキサイドトリムが用意されています。ディーラーオプションと組み合わせることで、レジャーの際の荷物を効率よく積載可能です。
オーバーヘッドシェルフやコンソールトレイなど、空間をすみずみまで有効に活かした使い勝手の良い充実の収納が装備されています。
充実した安全装備
様々なシーンを想定した全方位の安全機能を搭載しています。
スマートアシストの14種類の予防安全機能が装備され、運転で感じる不安や緊張を減らし、もしもの被害を最小限にとどめてくれます。
軽自動車とは思えない充実ぶりです。
詳しくは、ダイハツのホームページやカタログでご確認ください。
衝突回避支援
- 衝突回避支援ブレーキ機能
- 衝突警報機能
- ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)
- 車線逸脱警報機能
- 車線逸脱要請制御機能
- 路側逸脱警報機能
- ふらつき警報
認識支援
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- ADB(アダプティブドライビングビーム)
- サイドビューランプ
運転負荷軽減
- 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
- LKC(レーンキープコントロール)
駐車支援
- コーナーセンサー(前方・後方)
新開発CVTによる滑らかな加速と長距離も快適なターボ
トランスミッションは、従来の4速ATから無段変速式のCVTに刷新され、エンジンパワーの有効活用も可能になっています。
加速は先代型に比べて滑らかで、常に最適な回転数を選べるから動力性能が向上してノイズは抑制されています。
特にアトレーはターボエンジンを搭載するので、長距離の移動も快適です。
まとめ
今回のフルモデルチェンジで、新型アトレーの装備の充実ぶりは、長年トップシェアを誇ってきた「スズキエブリイ」以上かもしれません。
優れた安全性能、広い室内スペース、新開発CVTによる経済性の良さ、どれをとってもクラストップクラス。
大人気なのも納得です。